SecureROMのmalloc/free追跡
概要
axi0mX氏のcheckm8公開により、広く一般にSecureROM(iPhone/iPadのブートローダー)の動的解析が可能になった。SecureROMのヒープレイアウトへの理解を深める為にヒープ関連処理を解析し、その一環としてSecureROM開始時からDFUモード起動完了までの間に発生するmalloc/freeの呼び出しをデバッガーで追跡したので、研究用として記事に残す。
axi0mX氏のcheckm8公開により、広く一般にSecureROM(iPhone/iPadのブートローダー)の動的解析が可能になった。SecureROMのヒープレイアウトへの理解を深める為にヒープ関連処理を解析し、その一環としてSecureROM開始時からDFUモード起動完了までの間に発生するmalloc/freeの呼び出しをデバッガーで追跡したので、研究用として記事に残す。
ファミコンミニ自体の権利表記画面や任天堂Webサイトで配布されているOSSソースコードからも分かるように、ファミコンミニの中で動いているのはU-bootで起動されたLinuxです。なので、ファミコンミニを適切に初期化した上で、適切にビルドしたLinuxカーネルを流しこめば、ファミコンミニ上で自前のLinuxを動かせます。U-boot(GPLv2)とLinux(GPLv2)のソースコードを読解・ビルドして自前のLinuxを起動したので、手順を書きます。
ファミコンミニで自前ビルドのLinux動いた (My Linux kernel on NES Classic) pic.twitter.com/00EZZgMx7A
— op (@6f70) 2016年11月13日
この記事の内容を実践すると、製品保証が無効になったり、故障に繋がる可能性があります。内容を理解できる人が自己責任で行って下さい。
sunxi-fel (sunxi-tools)
abootimg
ARMのコンパイル環境
先の記事で述べている通り、CTFチームurandomとしてコミックマーケット89で同人誌「urandom vol.1」を頒布します(入稿間に合った)。
その同人誌にIDA Pythonの記事を書きました。タイトルは「Easy Recipes for IDA Python」。本全体で三章構成になっている内の一章です。 内容は、タイトルの通りIDA Pythonのための簡単レシピ的なものになっています。 IDAによる解析作業中に起こりそうな問題ケースを3つ挙げ、それらを解決する比較的簡単なIDA Pythonスクリプトの例とその解説を書いています。
いよいよ明日がコミケ初日ですよ!
むっちゃドキドキしてきた…。
コミケ戦士の皆さん、今日くらいは自慰は休んで明日に備えますよね?
というわけでこんにちは、maythです。opが記事説明上げてたので、コミケ初日の今日に至って私もなんか書いておこうかと思います。